このたび当社は、令和7年度「第4回 気候変動アワード」において、奨励賞を受賞いたしました。
本アワードは、小田原箱根商工会議所が主催し、地域の事業所・団体による「気候変動の緩和および環境保全」に関する取組を対象としています。
当社の取組内容について
スマートリモコン等のICT機器導入による電力のムダの削減
照明や空調にスマートリモコン等を導入し、自動制御・遠隔操作・消し忘れ通知を実現。 日常業務における電力のムダを抑える運用を行っています。
クラウド型業務支援ツールを活用したペーパーレス化
文書管理や情報共有をクラウド上で行うことで、社内外のやり取りを電子化。 印刷物を使用しない完全ペーパーレスな体制を整えました。
テレワーク環境の構築と、地域企業へのICT支援
自社のテレワーク環境を整備するとともに、地域の中小企業に対してICT環境整備を支援。 通勤や出張機会の削減を通じて、移動に伴うCO₂排出の抑制に貢献しています。
IT機器の再利用・再資源化の推進
使用済みパソコンや記録媒体などのIT機器について、適切なリユース・リサイクルを行い、廃棄を抑制。 今後はハードディスククラッシャーを導入(導入済み)し、安全な物理破壊による情報漏洩対策と資源循環の両立を進めています。
取組による効果
年間電力使用量 約20%削減
スマートリモコン導入と自動制御により、照明・空調の稼働時間を最適化し、電力使用量を約20%削減しました。
照明・空調の消し忘れをほぼゼロに抑制(達成率95%以上)
消し忘れ通知と遠隔操作機能により、夜間や休日の電力ロスを大幅に防止しています。
印刷紙使用量ほぼゼロ(完全ペーパーレス化)
すべての業務をクラウド上で運用し、印刷物を使わないワークフローを実現しました。
出張・外出回数 約30%削減
オンライン化とテレワーク活用により、移動を伴う業務を見直し、出張・外出回数を約30%削減。 これにより、移動に伴うCO₂排出の抑制にもつながっています。
ICT資源の有効活用を継続的に推進
機器の再利用・再資源化に加え、今後は物理破壊によるセキュリティ対策とリサイクル体制の強化を進めていきます。
今後に向けて
今回の奨励賞受賞は、こうした日々の取り組みを評価いただいた結果であり、日頃から当社を支えてくださっているお客様やパートナーの皆さま、地域の皆さまのお力添えの賜物です。心より感謝申し上げます。
今後も、地域に根ざす事業者として、気候変動の緩和と環境保全に少しでも貢献できるよう、ICTの活用を通じた実践的な取り組みを継続してまいります。
